ネイリストは10年後になくなる職業にランクイン!?

今この記事を読んでいる方は、現在ネイリストとして活躍されている方や、これからネイリストになろうかと考えている方が多いのではないでしょうか。

実は、オックスフォード大学が認定した、あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」に、なんとネイリストがランクイン。
AIなどの技術革新がすさまじい勢いで進む現代において、コンピューター技術のさらなる進化が、人間の仕事を自動化し、ネイリストという職業も自動化されるというのです。(恐ろしい…)

しかし、私はネイリストという職業は簡単にはなくならないのではないかと思っています。
以下では、ネイリストやネイル業界の現状や将来性、これからのネイリストのあるべき姿についてお話したいと思います。
(個人の見解も多いので参考までに!)

【ジェルネイルの歴史(ざっくり)】
ジェルネイルが日本にやってきたのは、今から約20年前の2000年頃。
その頃は今よりネイリストが少な買ったので、需要も客単価も高額でした。

その後、一般的にジェルネイルが浸透し、ネイリストの人口も増加。
この頃のネイル業界はかなり盛り上がっていました。
そして、今では手ごろにかつ低価格でジェルネイルを楽しめる時代になっています。

さらに、Youtubeなどの動画配信サービスや、InstagramなどのSNSが発展し、家でも簡単にネイルができるセルフネイル市場が盛り上がりを見せました。

【現在とこれからのネイル業界】
そして現在、10年後にはなくなるといわれている職業のネイリストですが、未だに開業しているネイルサロンはたくさんありますし、ネイルスクールに通う人や、ネイリストの求人だってまだまだあります。

しかし先ほども述べた通り、自分で簡単にネイルができたり、自動でプリントしてくれるネイルの機械が発明されたりと、ネイル業界で独立開業することが難しくなってきているのは確かです。

では、なぜ私がネイリストという職業がなくならないと思うのか。
それは、お客様から要望をヒアリングし、それをかたちにするネイリストは、必ず人とのコミュニケーションが必要だからです。
確かに技術革新が進み、便利なツールも増えてきました。
しかし細かな要望や、なんとなくこういったイメージに仕上げて欲しい、などのニュアンスは、ネイリストとお客様とのコミュニケーションがなければ納得のいくかたちにはならないと思っています。

冒頭で私が言った、“ネイリストはなくならない”という本当の意味は、“良いネイリストになればいつの時代でも生き残れる”ということです。

ここでいう“良い”とは、「接客力」「商品やデザイン知識」「資格や技術」「経営スキル」など。
ただ私をはじめ、これらを完璧にこなしているネイリスト、ネイルサロンは多くはないと思います。
これからの時代は、こういったことができて、お客様から信頼されるネイリストこそが、 AIなどの最新技術に負けず、10年後も20年後も生き残れるのではないでしょうか!

ネイル & 脱毛サロン ラトンリーベル
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